RPAツールを選定する時に注意すべきポイントとは?

RPA(Robotic Process Automation、ロボットによる業務自動化を意味する)を導入したいけど、どんなポイントを基準に選定したらよいか分からなくて困っている方も多いことでしょう。 今回は、RPAツールを選定する時に注意すべきポイントを紹介します。

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知識

目次

  1. 注意点は3つ!RPAツール選定の際に気をつけることとは
  2. RPAツール選定後に注意すべきポイント
  3. まとめ

注意点は3つ!RPAツール選定の際に気をつけることとは

RPAツール選定の際に気をつけるべきポイントは、主に以下の3点です。

RPAによって効率化したい業務の範囲・課題を明確にする

RPAは向いている業務がはっきりしているので、どんな業務も適しているわけではありません。RPAに向いているのは、一般的に以下の内容です。

・大量のデータを処理する作業
・手順が決められている作業
・定期的に行う必要がある作業

また、RPAを運用することによって達成しうるのは、以下の内容です。

・業務時間の削減
・生産性の向上
・人為的ミスの削減
・作業自動化によるコア業務の創出

導入前に業務フローチャート等で部門の業務を把握した上で、業務の範囲や課題を把握することが重要です。

保守・運用管理まで想定して選定を行う

RPAはエラーが発生した際、業務プロセスが変更した際、社内システム・期間システムに変更が生じた際などに保守・運用管理を行い、それぞれにコストが発生します。これ以外にもランニング費用やロボット開発費用など発生しますので、これらを想定して選定を行う必要があります。

RPAの種類から絞って選んでいくのがベター

現在、WinActor・WorkFusion・Power Automate・Robo-Factoryなど多くのツールがあり、どの点を比較して選定すればよいのか迷ってしまいます。一般的には以下の基準を比較し、評価テンプレートに記載して選定することが多いのではないでしょうか。

・費用(有料/無料、買い切り型/サブスクリプション型)
・マーケットシェア
・機能面
・サポートなどのサービス面
・利用しやすさ
・プログラミングの要不要
・口コミ

私たちがお勧めするのは、RPAの種類から絞って選ぶことです。RPAはおおまかに以下の3種類に分けて考えることができます。

・デスクトップ型orサーバー型
・オンプレ型orクラウド型
・汎用型or特化型

それぞれの特徴やメリット・デメリットは以下の記事を参考にしてください。

RPAは3つの種類に分けられる!おすすめサービスとともに徹底解説

RPAツール選定後に注意すべきポイント

RPAの選定後に注意すべきポイントもありますので、あわせてご紹介します。

エラーが起きたときに相談できる人やサポートがいるかどうか

RPAの導入・運用に際して人員的余裕や知識がない場合、外部の支援サービスやコンサルティングを利用する方法があります。しかし、エラーが起こった際にも全てを任せるのは大きなリスクといえます。

そのため、エラーが起こった際に相談できる社内のメンバーやサポート体制を確認する必要があります。これらがない場合、導入と並行して体制を構築しましょう。

RPA導入の費用対効果を求められたときに提示できるか

RPAは費用が安くないうえに、費用対効果の見通しが建てづらいというデメリットがあります。RPAの運用を安定して続けるために、費用対効果を提示できるかは重要なポイントです。

費用対効果の算出には、以下の内容を考慮する必要があります。

・直接的な費用
 ・RPAに関わる費用…ライセンス費、ランニング費、保守・運用管理費
 ・RPAに任せる業務に関わる費用…PC費、アプリケーションライセンス費

・人件費
 ・導入前に発生する人件費…導入部門の業務の棚卸し、コンサルティング依頼
 ・RPAの教育に関する人件費…ロボット作成のスキル習得
 ・運用に関わる人件費…ロボット作成、保守・運用管理

OSやブラウザのアップデートによる対応が行えるか

RPAは上記で挙げた保守・運用管理のタイミング以外にも、PCのOSやブラウザのアップデートに対応するための保守・運用管理も発生します。これらに対応できる仕組みを構築することも重要です。

まとめ

Siemensのようなグローバル企業だけではなく、ここ数年は日本企業でも導入が進んでいるRPA。2018年には半年間で導入企業の割合が10ポイントも増加しているほどです。最近はipaas・Web-ediなど関連ツールも多数リリースされ、業務の効率化トレンドはますます加速しそうです。

”RPAブーム”を受けて導入を検討している企業も多いかと思いますが、格安だからなどの曖昧な基準で選定すると十分な効果を得られない可能性があります。ぜひ、入念に準備をして選定した上で導入してください。

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